Subaru Select Monitor for Windows

 WinSSMとは、スバル(SUBARU)の インプレッサ(IMPREZA) や レガシィ(LEGACY)、フォレスター (FORESTER) などに搭載されている SSMP : Subaru Select Monitor Protocol を使って通信を行い、ECU : Engine Control Unit 情報を表示するフリーソフトウェアです。USBカメラにも対応しており、映像の上にECU情報をテロップのように表示や録画ができます。

 

 ソフトウェアの動作に最低限必要なものは、Windows系のコンピュータとOpenSSMまたは tactrix OpenPort 1.3*1 または 互換ケーブル 1本で済みます。そのため、電子/機械式の後付メータや他社製ロガーと異なり、とても簡単にシステムを構築できます。

ロードマップ

  • 一応...
  • すぐ忘れるので、メモだけ残しておきます

Ver.1までに搭載する機能

  • プロトコルの解析、通信の高速化など足回りの強化

Ver.2までに搭載する機能

  • メータ表示機能
    • テキスト
    • ゼロ指針の丸型メータ
  • 録画機能
    • カメラ1台まで
  • 詳細設定機能 (Configuration File)
  • ラップタイム表示
  • レガシィとフォレスターに対応する

Ver.3までに搭載する機能

  • DirectXに対応する
  • メータ表示機能
    • スキン対応?
  • 録画機能
    • カメラN台まで
    • 2眼カメラ、足下(ペダル)撮影など
  • 録音機能
  • GDB-F以外のインプレッサに対応する

Ver.4までに搭載する機能

  • 映像のストリーミング機能、リフレクター
    • camserv, palantir + audioみたいなのができれば最高
    • AjaxStreaming
  • 多言語化 (英語)

Ver.5までに搭載する機能

  • 他社のプロトコルに対応する?
    • 所有していないクルマに対応するのは難しい
    • 三菱車は簡単かもしれない?
    • (Tactrix OpenPort Mitsubishiが存在する)
  • このレベルを一人でこなすには、シェアウェアにしないと厳しい
  • あるいはプロトコル部をプラグイン化して誰かに作ってもらう?

Ver.6までに搭載する機能

  • 使って頂いた方の要望次第でしょうか…

目次

必要な機器

  • Windows系パソコンと通信ケーブルが必須です
  • カメラを使う場合は、カメラに対応したインターフェースが必要です
    • USBカメラ → USB 2.0対応であること
    • DVカメラ → IEEE1394 (Firewire) 対応であること
    • その他 → Windowsからカメラデバイスとして認識されていること...

Windows系パソコン

ECU情報の表示のみ

  • Windows2000 / XP
  • CPU PentiumII 400MHz 〜
  • RAM 256MB 〜
  • HDDは 2MBぐらい使用します
  • USB 1.1対応であること

USBカメラによる表示のみ

  • Windows2000 / XP
  • CPU PentiumII 750MHz 〜
  • RAM 256MB 〜
  • HDDは 2MBぐらい使用します
  • USB 1.1対応であること
  • カメラ
  • カメラ用インターフェース(USB 2.0や IEEE1394など)

USBカメラ + 映像の録画

  • Windows2000 / XP
  • CPU PentiumIII 1GHz 〜 (CPUコアが複数あると、なお良いです)
  • RAM 512MB 〜
  • HDDは、とりあえず 1GBぐらい空きがあれば良い? 保存時間次第...
  • USB 1.1対応であること
  • カメラ
  • カメラ用インターフェース(USB 2.0や IEEE1394など)

通信ケーブル

 G-SSM:VIDEO Ver6.5または Tactrix OpenPort互換の通信ケーブルが必要です。G-SSM:VIDEO Ver6.5は、こちらから販売しています。Tactrix OpenPort互換の通信ケーブルは、海外のショッピングサイトやオークションなどから入手できます。個人輸入を取りまとめて、代行しているサイトもあります。

カメラ

 手軽に安く済ませるには、USBカメラがお勧めです。DVカメラを使用すると高画質ですが、車内へのカメラの固定が面倒だったり、録画時に高性能なPCが必要だったりします。コンピュータ全般について、詳しい方向けになります。
 夜間撮影を行う方は、赤外線投影機能が付いたカメラや赤外線カメラがお勧めです。ヘッドライトの届かない部分も撮影できます。
 視野角が足りない(撮影範囲が狭い)場合は、カメラのレンズを交換やカメラの台数を増やす(2眼カメラ)などの方法があります。
 オートフォーカス付きカメラは、自動車の速度(撮影映像の変化)に対してフォーカスの速度が追いつかない場合や対象物が映り込んでいない場合にフォーカスできない場合があります。マニュアルフォーカスの物が良いかもしれません。

開発環境

  • 参考までに、開発環境は次の通りです。
 
  • DELL PowerEdge SC440
    • Windows XP Professional Service Pack 2
    • CPU Core2Duo E4500 2.2GHz
    • RAM 1GB
    • HDD 80GB
    • USB 1.1/2.0対応
 

車載では、

  • IBM ThinkPad X32
    • Windows XP Professional Service Pack 2
    • CPU PentiumM 1.7 GHz
    • RAM 1GB
    • HDD 40GB
    • USB 1.1/2.0対応
    • これでも動画保存時には、CPUパワーを使い切ってしまいます...
 

もう1台、

  • IBM ThinkPad X61
    • Windows XP Professional Service Pack 2
    • CPU Core2Duo T7250 2.2GHz
    • RAM 1GB
    • HDD 80GB
    • USB 1.1/2.0対応

目次

対応車種

インプレッサ

SUBARU IMPREZA 1.5 15S DBA-GH2 (2007)

DBA-GH2.jpg

SUBARU IMPREZA WRX STi GDB-F/G (2005 - 2006)

GDB-F.jpg

SUBARU IMPREZA WRX STi GDB-D/E (2003 - 2004)

GDB-E.jpg

レガシィ

SUBARU LEGACY B4 2.0GT スペックB (2004)

BL5B.jpg

SUBARU LEGACY B4 2.0R TA-BL5 (2004)

TA-BL5.jpg

報告求ム

  • 上記以外の車種については、動作確認ができましたら掲示板へご報告ください...
  • 恐らく、次の車種でも動くのではないかと思います...
    • インプレッサ
      • GDB-A/B/C/D/G
      • GDA ??
      • DBA-GH3/GH8
      • CBA-GRB
    • レガシィ
      • CBA-BLE/BP5
      • DBA-BP9
      • TA-BP5
      • UA-BP5
    • フォレスター
      • SF5, SF9, etc...

目次

概要

概要

 WinSSMとは、スバル(SUBARU)の インプレッサ(IMPREZA) や レガシィ(LEGACY) などに搭載されている SSMP : Subaru Select Monitor Protocol を使って通信を行い、ECU : Engine Control Unit 情報を表示します。USBカメラにも対応しており、ECU情報の他に映像を記録できます。

 ソフトウェアの動作に最低限必要なものは、Windows系のコンピュータと G-SSM:VIDEO Ver6.5または OpenPort系のケーブル1本で済みます。そのため、電子/機械式の後付メータや他社製ロガーと異なり、とても簡単にシステムを構築できます。

機能一覧

  • ECU情報の表示
    • 最大値/最小値の保持 (ピークホールド)
    • 丸型メータ表示
    • 表示項目一覧
      • エンジン回転数 (rpm)
      • アクセル開度 (%)
      • 車体速度 (km/h)
      • ブースト圧 (kg/cm^2)
      • 水温 (C)
      • 吸気温度 (C)
      • ギアポジション (1〜6)
  • 簡易ラップタイム表示
  • カメラによる映像撮影及び録画
  • 各種情報とカメラ映像の合成 (スーパーインポーズ)
    • 必須表示 (表示を消すことができません)
      • ソフトウェア名及びバージョン
      • 現在の日時
    • 選択表示 (表示しないこともできます)
      • ECU情報
      • ラップタイム
  • ECU情報の CSV出力 *2

動作環境及び必要な機器

ソフトウェアのセットアップ

ソフトウェアのダウンロード

ダウンロードしたファイルを解凍する

  • 適当なフォルダを作成して、そこへダウンロードしたファイルを解凍してください
  • C:\WinSSM 辺りだと、後述するコンソールからの操作が楽になります (^^)
もちろんセットアップ先に関係なく、動画やCSVログの保存先は別ドライブにもできます
 
extract.png
 

クルマのセットアップ

OpenPortケーブル

ケーブル

  • あらかじめ PCにドライバをインストールしておいてください
 
OpenPort_00.jpg
 

コネクタの場所

  • 運転席下部にコネクタがあります (写真のペダルは関係ありません (^^;))
 
OpenPort_01.jpg
 

コネクタに差し込む

  • OpenPortのケーブルをコネクタに差し込みます
  • ケーブルが邪魔であれば、適当に固定しておくことをお勧めします
 
OpenPort_02.jpg
 

USBカメラ

  • ここでは USBカメラを例に進めます.
  • Windowsが認識できるカメラデバイスであれば、DVカメラなど他の物が使用できます
    試してはいませんが、ビデオキャプチャカードなども使用できるハズです。
  • カメラは必須ではありませんが、安いものでは数千円ですし、あると感激すると思いますよ (^^)
カメラを使用する方は、あらかじめ PCにドライバをインストールしておいてください

USBカメラを取り付ける : UVCAM編

  • 助手席のサンバイザーに固定しましたが、イマイチですね...
  • 振動が多いと落ちてしまいそうです...
 
Camera_01.jpg
 
Camera_00.jpg
 

USBカメラを取り付ける : GR-CAM130N2編

  • こちらも助手席のサンバイザーに固定しましたが、先ほどよりもっとしっかり固定できました
  • なかなか良さそうです
 
Camera_02.jpg
 
Camera_03.jpg
 

車載PC

  • ここではノートパソコンを例に進めます
  • AC電源が用意できるのであれば、デスクトップ型PCでも構いません (^^;

PCの設置とケーブル接続

  • 私はいつも助手席に置いています
  • 振動や衝撃によって PCが動いてしまうのであれば、PCの裏側にマジックテープを
    貼り付けると良いでしょう
  • ただしあまり振動が多い環境では HDDへ障害を与えてしまいますので、
    その場合は簡単な免振装置を作ることをお勧めします
 
PC_00.jpg
 

AC電源

  • WinSSMの開発では必須アイテムですが、ノートパソコンの稼働時間が長いのであれば必要ありません
  • ただしノートパソコンによっては、バッテリー駆動しているとフルに性能を
    発揮できないように設計されているものもあります
  • 動画保存など負荷が大きい場合には、あった方が良さそうです (^^)
 
PC_01.jpg
 

ソフトウェアの設定

  • 設定が多すぎて挫折しそうです、という声が聞こえてきそうですが...
  • 実際はそれほど難しい設定はありませんので、今は勘弁してください (^^;

winssm.cfgについて

  • WinSSMの設定はすべて winssm.cfgというファイルに書き込まれています
  • メモ帳などのテキストエディタを使用して、winssm.cfgのテキストファイルを書き換えてください
 
  • おまけとして、320x240(QVGA)解像度用の qvga.cfgと、後述するメータ表示のみを目的とした mfd.cfgを付けました。

スクリーンについて

  • WinSSMでは、スーパーインポーズのためのスクリーンという画面を持っています。表示や録画の解像度がそれぞれ異なっても、スムーズに表示するための仕組みです。標準では 640x480 (VGA)の解像度に設定されています。
  • 通常は特に書き換える必要はありません...
 
  • より解像度の大きい高画質のカメラを使用する場合には、カメラの解像度に合わせておくと良いでしょう (^^)
;------------------------------------------------------------------------------
;スクリーンサイズの設定
;------------------------------------------------------------------------------
;メータ合成など、内部処理用の解像度.
;モニタウィンドウや録画の解像度がスクリーンサイズと異なるときは、
;内部で自動的に拡大縮小処理が行われる
;0 < SCREEN_SIZE_X < 2048 pixel
;0 < SCREEN_SIZE_Y < 2048 pixel
SCREEN_SIZE_X   = 640
SCREEN_SIZE_Y   = 480

座標系

  • 画面中の左上が (0,0), 右下が (639,479) になっています
  • メータなどの表示位置を変更するときには、この範囲内に設定してください
 
screen.png
 

OpenPort (COMポート) の設定

デバイスマネージャで確認する

  • OpenPortの USBケーブルを PCに刺してから、デバイスマネージャを開いてください
  • COMポートのポート番号 (写真中では、COM4) を確認してください
 
device_manager.png
 

設定を変える

  • winssm.cfgの ECU_xxxの項目を変更しましょう
  • ほとんどテキストファイルのコメント通りですが、一応もう少し詳しく説明します (^^;
    • ECU_USE : ECUに接続する/しないを選択できます。接続しない場合は、メータが変化しません。主に開発用に用意されています
    • ECU_PORT : COMポートの番号を指定します
    • ECU_LOG : CSV出力をする/しないを選択できます。CSV出力の使い方については、後述します
 
;------------------------------------------------------------------------------
;OpenPortの設定
;------------------------------------------------------------------------------
;ECUに接続...
;0         : しない
;1         : する
;それ以外  : 起動しない
ECU_USE                        = 1

;OpenPortのポート(COM)番号
ECU_PORT                       = 4

;ログ出力を...
;0         : 行わない
;1         : 行う
;それ以外  : 起動しない
ECU_LOG                        = 0

シフトポジション表示の設定

シフトポジションの表示と座標

  • シフトポジションは、N, 1 〜 6の範囲で変化します
  • ECUから情報が取得できないため、エンジン回転数、車体速度、タイヤサイズから現在のギア比逆算して、最終的にシフトポジションを判断しています
    • MISSION_USE : シフトポジションの表示をする/しないを選択できます
    • MISSION_FONT : 文字の大きさを決めます. 数字が大きくなるほど文字が大きくなります
    • MISSION_X : 文字表示の X座標を決めます
    • MISSION_Y : 文字表示の Y座標を決めます
;------------------------------------------------------------------------------
;シフトポジション表示の設定
;------------------------------------------------------------------------------
;シフトポジション表示を...
;0          : しない
:1          : する
MISSION_USE                 = 1
MISSION_FONT                = 1.5
MISSION_X                   = 280
MISSION_Y                   = 450

タイヤサイズとギア比の設定

  • 標準では、IMPREZA WRX STi (GDB-F) の標準仕様に設定されています
  • 他の車種やタイヤを変えている方は、カタログなどを参考に適宜設定してください
  • ここの数値は、シフトポジション表示以外では使われていません
 
;タイヤの幅 (mm)
MISSION_TIRE_WIDTH          = 235

;タイヤの扁平率 (%)
MISSION_TIRE_FLAT           = 45

;タイヤの直径 (inch)
MISSION_TIRE_INCH           = 17

;ギア比
MISSION_FIRST               = 3.636
MISSION_SECOND              = 2.375
MISSION_THIRD               = 1.761
MISSION_FOURTH              = 1.346
MISSION_FIFTH               = 1.062
MISSION_SIXTH               = 0.842
MISSION_FINAL_GEAR_RATIO    = 3.900

メータ表示の設定

  • 次のメータ表示設定の項目は、それぞれ共通になっています。
    • エンジン回転数
    • アクセル開度
    • スピードメータ
    • 水温計
    • 吸気温計
 
  • 試す程度あれば、これらの項目は設定を変更する必要はないと思います (^^)

表示の有無

  • METER_xxx_USE : メータの表示をする/しないを選択できます
  • ECU_USEが 1のときは、メータ表示はしなくてもデータ自体は取得しています

メータのタイプ

  • メータの表示タイプを選択します
  • METER_xxx_TYPE
    • 0 : テキストのみ
    • 1 : 丸型メータ

メータの大きさ (直径)

  • 丸型メータの大きさ(直径)を設定します
  • METER_xxx_CIRCLE_SIZE

フォントサイズ

  • メータのフォントサイズを設定します
  • METER_xxx_CIRCLE_FONT

メータの中心座標

  • メータ表示位置の中心座標を設定します
  • METER_xxx_CIRCLE_X
  • METER_xxx_CIRCLE_Y

文字色

  • Red, Green, Blueの RGBを設定します。それぞれ 0 〜 255の範囲にしてください
  • 文字には縁取りがあります、反対色を設定してください
  • METER_FONT_RED
  • METER_FONT_GREEN
  • METER_FONT_BLUE
  • METER_FONT_EDGE_RED
  • METER_FONT_EDGE_GREEN
  • METER_FONT_EDGE_BLUE

メータの円の色

  • 文字色と同じように設定します
  • METER_CIRCLE_RED
  • METER_CIRCLE_GREEN
  • METER_CIRCLE_BLUE
  • METER_CIRCLE_EDGE_RED
  • METER_CIRCLE_EDGE_GREEN
  • METER_CIRCLE_EDGE_BLUE

最小/現在/最大値の色

  • いわゆるピークホールドの機能です
  • METER_CIRCLE_MIN_RED
  • METER_CIRCLE_MIN_GREEN
  • METER_CIRCLE_MIN_BLUE
  • METER_CIRCLE_MAX_RED
  • METER_CIRCLE_MAX_GREEN
  • METER_CIRCLE_MAX_BLUE
  • METER_CIRCLE_VALUE_RED
  • METER_CIRCLE_VALUE_GREEN
  • METER_CIRCLE_VALUE_BLUE

デフォルト設定

;------------------------------------------------------------------------------
;メータ表示の設定
;------------------------------------------------------------------------------

;メータ表示を...
;0          : しない
;1          : する
;それ以外   : 起動しない
;_USE

;メータのタイプ
;0          : 数値のみ
;1          : ゼロ指針の丸型メータ
;それ以外   : 起動しない
;_TYPE

;フォントサイズ
;0.0 < _FONT_SIZE < 10.0

;メータの大きさ
;0 < _CIRCLE_SIZE < 2048 pixel

;メータの中心位置
;0 < _CIRCLE_X < 2048 pixel
;0 < _CIRCLE_Y < 2048 pixel


;エンジン回転数
METER_RPM_USE               = 1
METER_RPM_TYPE              = 1
METER_RPM_CIRCLE_SIZE       = 60
METER_RPM_CIRCLE_FONT       = 0.6
METER_RPM_CIRCLE_X          = 190
METER_RPM_CIRCLE_Y          = 400

;アクセル開度
METER_THROTTLE_USE          = 1
METER_THROTTLE_TYPE         = 1
METER_THROTTLE_CIRCLE_SIZE  = 60
METER_THROTTLE_CIRCLE_FONT  = 0.6
METER_THROTTLE_CIRCLE_X     = 65
METER_THROTTLE_CIRCLE_Y     = 400

;スピードメータ
METER_VEHICLE_USE           = 1
METER_VEHICLE_TYPE          = 1
METER_VEHICLE_CIRCLE_SIZE   = 60
METER_VEHICLE_CIRCLE_FONT   = 0.6
METER_VEHICLE_CIRCLE_X      = 400
METER_VEHICLE_CIRCLE_Y      = 400

;ブースト計
METER_BOOST_USE             = 1
METER_BOOST_TYPE            = 1
METER_BOOST_CIRCLE_SIZE     = 45
METER_BOOST_CIRCLE_FONT     = 0.45
METER_BOOST_CIRCLE_X        = 295
METER_BOOST_CIRCLE_Y        = 370

;水温計
METER_COOLANT_USE           = 1
METER_COOLANT_TYPE          = 1
METER_COOLANT_CIRCLE_SIZE   = 45
METER_COOLANT_CIRCLE_FONT   = 0.45
METER_COOLANT_CIRCLE_X      = 510
METER_COOLANT_CIRCLE_Y      = 380

;吸気温計
METER_INTAKEAIR_USE         = 1
METER_INTAKEAIR_TYPE        = 1
METER_INTAKEAIR_CIRCLE_SIZE = 45
METER_INTAKEAIR_CIRCLE_FONT = 0.45
METER_INTAKEAIR_CIRCLE_X    = 590
METER_INTAKEAIR_CIRCLE_Y    = 430


;メータ部共通設定
;各種色設定
;METER_FONT         文字
;METER_FONT_EDGE    文字の縁
;METER_CIRCLE       丸形メータ
;METER_CIRCLE_EDGE  丸形メータの縁
;METER_CIRCLE_MIN   丸形メータの最小値
;METER_CIRCLE_MAX   丸形メータの最大値
;METER_CIRCLE_VALUE 丸型メータの現在値
;0 < _RED   < 255
;0 < _GREEN < 255
;0 < _BLUE  < 255

METER_FONT_TIME             = 0.4
METER_FONT_RED              = 255
METER_FONT_GREEN            = 255
METER_FONT_BLUE             = 255
METER_FONT_EDGE_RED         =   0
METER_FONT_EDGE_GREEN       =   0
METER_FONT_EDGE_BLUE        =   0
METER_CIRCLE_RED            = 255
METER_CIRCLE_GREEN          = 255
METER_CIRCLE_BLUE           = 255
METER_CIRCLE_EDGE_RED       =   0
METER_CIRCLE_EDGE_GREEN     =   0
METER_CIRCLE_EDGE_BLUE      =   0
METER_CIRCLE_MIN_RED        =  64
METER_CIRCLE_MIN_GREEN      =  64
METER_CIRCLE_MIN_BLUE       = 255
METER_CIRCLE_MAX_RED        = 255
METER_CIRCLE_MAX_GREEN      =  64
METER_CIRCLE_MAX_BLUE       =  64
METER_CIRCLE_VALUE_RED      = 255
METER_CIRCLE_VALUE_GREEN    = 255
METER_CIRCLE_VALUE_BLUE     =  64

ラップタイム表示の設定

  • メータ表示とほぼ同じような設定になっています
  • 標準では画面左上に表示されます
 
  • 合計時間とラップ時間の2つのみ表示できます
 
;------------------------------------------------------------------------------
;ラップタイム表示の設定
;------------------------------------------------------------------------------
;ラップタイム表示を...
;0          : しない
;1          : する
LAPTIME_USE                 = 1
LAPTIME_TOTAL_FONT          = 0.5
LAPTIME_TOTAL_X             = 5
LAPTIME_TOTAL_Y             = 15
LAPTIME_LAP_FONT            = 0.5
LAPTIME_LAP_X               = 5
LAPTIME_LAP_Y               = 30

モニタウィンドウの設定

  • モニタウィンドウの表示設定を選択できますが、後述するショートカットキー(起動中)でも設定を変更できます
;モニタウィンドウを...
;0          : 表示しない
;1          : 表示する
;それ以外   : 起動しない
VIEWER_USE      = 1

モニタウィンドウの更新ウェイト

  • 内部では FPS (ms)になるように調整されています
  • 高速な CPUやグラフィックボードではより速く表示できますが、通常は 100ms程度で十分でしょう
;モニタウィンドウの更新ウェイト (ms)
VIEWER_FPS      = 100

モニタウィンドウの解像度

  • 表示するウィンドウサイズになります
  • 通常はスクリーンサイズと同じに設定してください
  • それ以外のサイズですと、拡大縮小の処理が入るため若干CPU負荷が増えます
;モニタウィンドウの解像度
;0 < MONITOR_SIZE_X < 2048 pixel
;0 < MONITOR_SIZE_Y < 2048 pixel
;それ以外   : 起動しない
VIEWER_SIZE_X   = 640
VIEWER_SIZE_Y   = 480

カメラの設定

カメラを使う

  • WinSSM Version 1.0.0では、カメラは1台しか使用できません
;------------------------------------------------------------------------------
;カメラの設定
;------------------------------------------------------------------------------
;カメラを...
;0          : 使用しない
;1          : 1台使用する
;それ以外   : 起動しない
CAMERA_USE      = 0

カメラデバイスの設定

  • 通常は特に変更しないでください
  • より解像度の大きい高画質のカメラを使用する場合には、カメラの解像度に合わせておくと良いでしょう (^^)
;**************************************
;カメラ0
;**************************************
;デバイス番号
;-1         : 起動時に決める
;0 〜 255   : デバイス番号
;それ以外   : 起動しない
CAMERA_0_DEVICE = -1

;ビデオキャプチャ時の映像解像度
CAMERA_0_SIZE_X = 320
CAMERA_0_SIZE_Y = 240

録画の設定

録画をする

  • 録画をする場合は、RECORD_USEを 1にしてください
;------------------------------------------------------------------------------
;録画の設定
;------------------------------------------------------------------------------
;録画機能を...
;0          : 使用しない
;1          : 使用する
;それ以外   : 起動しない
RECORD_USE      = 0

録画コーデック

  • RECORD_CODEC : 通常は -1に設定し、起動時に選択するようにしてください
 
  • 無圧縮は、CPU負荷が小さい反面 HDD負荷が大きくなります
  • 一般に圧縮率が高いほど CPU負荷が大きくなり、HDD負荷が小さくなります
  • WinSSMのデモ映像のほとんどは無圧縮または Microsoft Video 1を使用しています
;録画コーデック
;-1         : 起動時に決める
;それ以外   : 起動しない
RECORD_CODEC    = -1
 
codec.png
 

録画解像度

  • CPUや HDD速度によって解像度を決めます
  • おおよそスクリーンサイズ〜スクリーンの 1/4サイズが最適です
  • 設定値の決め方については、次のフレームレートと併せて後述します
;録画解像度
;0 < RECORD_SIZE_X < 2048 pixel
;0 < RECORD_SIZE_Y < 2048 pixel
RECORD_SIZE_X   = 640
RECORD_SIZE_Y   = 480

フレームレート

  • 10fpsのときは 100ms、30fpsのときは 33.33msになります。
  • ただしマシンスペックよってはこのフレームレートが出ず、コマ落ちが発生することがあります。
  • 設定値の決め方については、後述します
;動画フレームウェイト (ms)
;10FPS = 100.0
;30FPS = 33.33
;1.0 <= RECORD_FPS <= 1000.0
RECORD_FPS      = 60

デバックモードの使い方

  • 0 : コンソールには何も表示しません
  • 1 : コンソールに各スレッドの処理時間を表示します
  • 2 : 1の内容に加えて、SSMのパケット情報を表示します
;------------------------------------------------------------------------------
;デバックモード
;------------------------------------------------------------------------------
;0          : 通常モード
;1          : デバックモード
;2          : もうちっと詳しく...
;それ以外   : 起動しない
DEBUG           = 0

ソフトウェアの使い方

ソフトウェアの起動方法

  • 基本的にコマンドプロンプトから起動します
  • アクセサリ → コマンドプロンプト
 
  • カレントフォルダを WinSSM (インストール先) にしてください
cd\winssm
 
command.png
 

表示だけの場合

  • 次をタイプしてください
winssm winssm.cfg

録画をする場合

  • 次をタイプしてください
  • 動画の保存形式に関わらず、拡張子を aviにしてください
winssm winssm.cfg movie.avi

CSVログを保存する場合

  • 次をタイプしてください
winssm winssm.cfg > log.csv
winssm winssm.cfg movie.avi > log.csv
 
start.png
 

ショートカットキー

  • モニタウィンドウで操作します
  • コンソールからはキー入力できませんので、ご注意ください
キー機能
[V]モニタ表示のオン/オフ
[R]ピークホールドのリセット
[S]ストップウォッチのスタート/ストップ
[L]ラップのスタートストップ
[Q]WinSSMの終了

WinSSMが動くと...

  • こんな感じになります [heart]
 
PC_02.jpg
 

録画設定のポイント

  • 録画処理に必要な時間を確認して、その後 RECORD_FPSを必要な時間+αに設定します
  1. RECORD_FPSを 1にする
    • 録画処理に必要な時間を求めるため、RECORD_FPSを 1に設定して THREAD_record()の待ち時間を無くします
  2. デバックモードを1にする
    • DEBUG = 1に設定して、各スレッドの処理時間を確認します.
    • 特に THREAD_record()の数値が録画に関する処理になります
    • ここの数値よりも RECORD_FPSを大きくしないと、録画ファイルの時間ずれの原因となります
  3. WinSSMを立ち上げます
  4. コンソール画面の THREAD_record()の値を確認します
  5. WinSSMを終了します
  6. RECORD_FPSを THREAD_record()の値よりやや大きい値に設定します
  7. WinSSMを立ち上げます
  8. 動画を確認します

GT-Rのような Multi Function Displayを作る!

  • 頑張ればパソコンのモニタやカーナビのモニタ、バックミラー取り付けタイプのモニタ、サンバイザーモニタなどに
    GT-Rのマルチファンクションディスプレイのような表示を出すことができます
 
GT-R.jpg
 
 
mfd.png
 

用意するもの

  1. WinSSMが動くPC
  2. NTSCのビデオ出力ができる PCが望ましいが、RGB -> NTSCのダウンスキャンコンバータでも良い
  3. ビデオ表示ができるモニタ (RGB入力があれば、NTSCのダウンスキャンコンバータなどはいらない)
 
backmirror.jpg
 
dvd7sv.jpg
 

winssm.cfgについて

  • サンプルとして WinSSM Version 1.0.0 RELEASEには、mfd.cfgを付けました
 
start_mfd.png
 

セッティング

  • 運転席から見やすい場所にモニタを設置する
  • そのほかは WinSSMと同じ
mfd.cfgの場合でも、ECU_xxxの設定を変更する必要があります。忘れずに書き換えてください

デモ映像一覧

  • デモ映像の投稿をお待ちしております!
  • ぜひ、こちらで紹介させてください!!
 
 
NoDateTitleVersion
142009/10/27skinテスト1.4.0 Alpha
132009/08/10skinテスト2.2.3509
122009/08/01長時間テスト2.1.1
112009/03/01サウンドテスト21.1.2 RELEASE
102009/02/28サウンドテスト1.1.1 RELEASE
92009/01/01G-SSM:VIDEO Ver 6.5
82008/08/24G-SSM:VIDEO Ver 4.2/4.13
72008/05/09Version 1.0.0 RELEASE デモ映像1.0.0 RELEASE
62008/05/05筑波山 パープルライン 上り1.0.0 RELEASE
52008/04/29Version 0.8.0 Alpha デモ映像0.8.0 Beta
42008/04/27シフト表示テスト 昼0.7.0 Beta
32008/04/27シフト表示テスト 夜0.7.0 Beta
22007/12/31雪の高速道0.3.0 Alpha
12007/12/30Version 0.3.0 Alpha デモ映像0.3.0 Alpha
02007/12/27メータ表示テスト0.0.0

WinSSMの活用例

2010/11/10 : 岡山国際サーキット - Legacy B4 BL5A (mistbahnさん)

2009/12/17 : FSW 1919走行会 (some3さん)

2009/10/06 : 峠アタック コース下見 (some3さん)

2009/07/25 : FSW 2'08"29 - Impreza WRX STi (WOLFさん)

2009/07/03 : TC2000 1'08.284 SUBARU STi (WOLFさん)

2009/07/01 : Fuji Speedway with WinSSM and SUBARU Impreza S204 (some3さん)

報告求む

  • WinSSMのデモ映像をご紹介ください!
  • それ以外にも WinSSMをご使用になっている様子も紹介できたら良いなと思っています。
  • こちらから簡単な紹介と Blogなどへリンクを貼りたいと思いますので、
    よろしければ下記のメールアドレス宛にご連絡ください (^^)
  • g-ssm at nextfoods.jp (atは @に変更してメールをお願いします)

ソフトウェアライセンス

  • 個人使用に限り、無料でご使用頂けます。
  • 商業利用を希望の方は、g-ssm at nextfoods.jp までご連絡下さい。
 
WinSSM 及び WinSSM2 を利用されたことにより発生した一切の損害について、
開発者は一切責任を負いません。
本ソフトウェアは、 自らの責任においてご利用ください。

ダウンロード

  • 最新〜過去のソフトウェアすべてをこちらからダウンロードできます
 
DateTitleComment
2010/01/02WinSSM Version 1.4.1 Alphaskinテスト
2009/08/10WinSSM Version 2.2.3509skinテスト
2009/08/02WinSSM Version 2.1.3501通信部バグ修正
2009/07/29WinSSM Version 2.1.0SSM通信テスト
2009/05/08WinSSM Version 2.0.3415録画機能テスト. SSM通信未実装
2009/05/06WinSSM Version 2.0.3413録画機能テスト. SSM通信未実装
2009/03/15WinSSM Version 1.3.0 Alphaビデオキャプチャのみ DirectX対応
2009/03/14WinSSM Version 1.2.0 Beta画像反転機能追加
2009/02/28WinSSM Version 1.1.2 RELEASE通信エラーが発生しやすいバグを修正
2008/11/20WinSSM Version 1.1.1 RELEASEちょっと最適化
2008/08/16WinSSM Version 1.1.0 RELEASEバッテリ電圧,MAF,AFR,燃費機能ほか
2008/05/10WinSSM Version 1.0.0 RELEASE簡易ラップタイム機能ほか
2008/04/30WinSSM Version 0.9.0 BetaSSMプロトコル部の高速化
2008/04/29WinSSM Version 0.8.0 Betaアクセル開度表示機能の追加
2008/04/27WinSSM Version 0.7.0 Betaシフト表示機能の追加
2008/04/01WinSSM Version 0.6.0 Betaカメラ2台テスト (非公開)
2008/02/24WinSSM Version 0.5.0 Betaソフトウェアの安定化、バグフィックス
2008/01/26WinSSM Version 0.4.0 AlphaCSVログ記録機能の追加
2008/01/14WinSSM Version 0.3.0 Alpha詳細設定機能の追加
2007/12/30SSMテスト 2007/12/30動画表示/録画機能のテスト版
2007/12/27SSMテスト 2007/12/27メータ表示機能のテスト版

FAQ : Frequently Asked Question

  • よくある質問です。


*1 2010/05/23現在、生産終了?
*2 EXCELなどの表計算ソフトウェアに簡単に取り込むことができます。FAQ : ログファイルをグラフ表示したい