G-SSM:VIDEO Version 4.4

概要

 Subaru Select Monitor for Gadget G-SSM:VIDEO Ver 4.4(以下、G-SSMと呼ぶ)は、自動車のエンジン回転数、車速、瞬間燃費、平均燃費、ギア(マニュアル車の場合)、ブースト圧、水温、吸気温、バッテリー電圧、スロットル開度、エンジンの点火タイミング、ノッキング状態をビデオ出力する装置です。

 G-SSMは、従来からあった後付の機械/電子式のメータと異なり、自動車のECU通信コネクタに取り付けるだけで動作します。複雑な配線を自動車内に取り付けたり、エンジンにセンサを取り付ける必要が一切ありません。そのため、とても簡単に取り付けられます。

 ビデオ出力の映像は、お手持ちのカーナビや車載用液晶モニタ(インダッシュ/オンダッシュ、バックミラー、フリップダウン、サンバイザーモニタなど)に映すことができます。これらをお持ちでない方は、あらかじめご用意ください。

 
 
 
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購入方法

 次のメールアドレスまで、発送先と車種(型式)、ギア比、タイヤサイズをお知らせください。ギア比とタイヤサイズは、現在のシフトポジションを表示する際に必要になります。

販売価格は、送料込み1万円です

対応車種

 2001年以降発売のスバル インプレッサ WRXシリーズ(GDA/GDB/GRBシリーズなど)に対応しています。それ以外の車種(レガシィ及びフォレスターなど)については、動作確認 中です。

 また、現車合わせ等の作業によっては、即日対応できる場合もございます。対応車種以外にお乗りの方は、ぜひ掲示板までご連絡ください。

 詳しい対応車種については、こちらをご覧ください

本製品の取り付け方法

 G-SSMを OBD-IIのコネクタに取り付けます。OBD-IIのコネクタは、車種によって若干位置が異なります。例えばインプレッサ WRX STi (GDB-F) の場合は、下図のように運転席のハンドル下部にコネクタが取り付けられています。レガシィB4では、運転席のアクセルペダルの右脇(タイヤ側)にコネクタが取り付けられています。

 また OBD-IIのコネクタには取り付け方向があります。上下逆向きに差し込むと、G-SSM側のコネクタを破損するだけでなく、車両側のコネクタを破損してしまったり、ECUの故障の原因となります。そのほかコネクタにゴミなどが付着していないか、差し込む前に必ず確認してください。

G-SSMを取り付ける際には、コネクタをよくご確認の上で作業を行ってください。
 
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必要な機器

 G-SSMは、4:3(ノーマルサイズ)のNTSC方式でビデオ出力を行います。モニタは別売となっておりますので、NTSC方式に対応したモニタをご用意ください。

 車載用のモニタとして、インダッシュ /オンダッシュ、バックミラー、フリップダウン、サンバイザーモニタなどが使用できます。他にもカーナビのビデオ入力機能を利用することもできます。詳しくは車載用のモニタやカーナビのマニュアルを参照ください。なお参考までに、下記にバックミラーモニタを使用したものを挙げておきます。

Yahooオークション
http://list1.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084007930-category.html

 
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バックミラーモニタに接続した場合

 下図は、G-SSMの画面をバックミラーモニタ(ワイド対応)に表示させた写真です。この方法ですと、カーナビの画面を妨げることなく、またダッシュボード上のスペースを使用することなく取り付けることができます。

 バックミラーモニタの製品の中には、ミラーの機能がない(例えば全面が液晶である製品など)ものもあります。実際にバックミラーモニタをご使用になるときには、安全のためミラー機能をもった製品をお使いください。

 
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モニタの読み方

FAQ

Q.1 ビデオが表示されません

 NTSC方式に対応したモニタが接続されているかご確認ください。

Q.2 本製品が表示しているエンジン回転数や車速などが、運転席に取り付けられているメータと異なります

 本製品またはメータが故障しているか、あるいは本製品が対応車種以外の自動車に接続されている可能性があります。

Q.3 モニタ表示されている数値が正しくない気がします

 対応車種であれば、ECUが持っている情報が表示されます。しかし、全種類の ECUすべてに対して試験を行っているわけではありません。もし明らかにおかしいと思われる場合がございましたら、巻末のサポート先メールアドレスまでご連絡ください。

Q.4 後付のブースト計や水温計などの数値と、モニタ表示されている数値が異なります。

 主にセンサの取り付け位置が異なることと、センサそのものの種類(メーカ及び型番など)が異なることが原因です。ただし、あまりにも大きく数値が異なる場合は、自動車に標準搭載されているセンサまたは後付のメータやセンサなどが故障している可能性があります。

 本製品は、ECUが持っている情報を表示するものです。モニタ表示がおかしく、自動車に標準搭載されているセンサに問題があると考えられる場合には、自動車整備工場などで修理を行ってください。

Q.5 その他のQ&Aについて

 掲示板にてサポートを行っております。本製品に対して何かご不明な点がございましたら、ご連絡ください。

仕様

CPU16bit / 32MHzエンジン回転数0 〜 9999 rpm
ROM32KBスピードメータ0 〜 255 km/h
RAM8KB瞬間燃費0.0 〜 99.9 km/L
通信機能OBD-II (ISO-9141-2)平均燃費0.0 〜 30.0 km/L
ビデオ出力NTSC方式 コンポジット白黒出力ブースト圧-1.0 〜 1.5 kg/cm2
4:3 ノーマルモード水温-40 〜 215 ℃
ビデオ解像度256×192ピクセル吸気温-40 〜 215 ℃
32文字×24行 (ノーマルフォント)スロットル開度0 〜 100 %
32文字×12行 (倍角フォント)バッテリー電圧0.0 〜 20.4 V
動作電圧DC 7 - 16V点火タイミング-64.0 〜 63.0 deg
定格消費電力165mWノッキング-64.0 〜 63.0 deg
サイズ90(W)×50(D)×25(H)mmギア1 〜 6 速

免責事項

 次の事項によるいかなる被害及び損害が発生致しましても、当方は一切の責任を負いません。

  1. 本製品の無断改造、保守および修理に基づく故障・損傷
  2. 本製品以外の他社製品が原因で受けた故障・損傷
  3. 誤った取り付け方法の結果に基づく故障・損傷
  4. 本製品を対応車種以外で使用した結果に基づく故障・損傷
  5. 火災、自身、水害、落雷など天災による故障・損傷
  6. 水やその他の液体が本製品にかかったことによる故障・損傷
  7. 本製品による事故、その他、一切の責任。

 また、長期・短期を問わず、使用後は取り外して保管することとし、一般公道では使用しないこと。