* G-SSM:VIDEO Version 6.5 [#od00877f] #contents ---- 下位ページ #ls * 概要 [#t3502df7] Subaru Select Monitor for Gadget G-SSM:VIDEO Ver 6.5(以下、G-SSMと呼ぶ)は、自動車のエンジン回転数、車速、瞬間燃費、シフトポジション(マニュアル車の場合)、ブースト圧、水温、吸気温、バッテリー電圧、スロットル開度、エンジンの点火タイミング、ノッキング状態をビデオ出力する装置です。また、RS-232CケーブルまたはUSB-RS232変換ケーブルを PCの COMポートまたは USBポートに接続することで、これらの状態を[[ロギング>Products/G-SSM65/LogFormat]]できます。ビデオ出力やログ出力は、それぞれ併用または片方のみ使用することができます。 OpenPort下位互換の機能として、ECUとの通信機能のみ((ECUの書き換えはできません))サポートしています。そのため [[WinSSM>FrontPage]]のほかに [[RomRaider>http://www.romraider.com/]] や [[ECU Explorer>http://sourceforge.jp/projects/ecuexplorer]]といったフリーソフトウェアのロギング機能も使えます! G-SSMは、従来からあった後付の機械/電子式のメータと異なり、自動車の ECU通信コネクタに取り付けるだけで動作します。複雑な配線を自動車内に取り付けたり、エンジンにセンサを取り付ける必要が一切ありません。そのため、とても簡単に取り付けられます。 ビデオ出力の映像は、お手持ちのカーナビや車載用液晶モニタ(インダッシュ/オンダッシュ、バックミラー、フリップダウン、サンバイザーモニタなど)に映すことができます。これらをお持ちでない方は、あらかじめご用意ください。 G-SSM:VIDEO Ver6.5から、[[回路図と最新のソースコードとコンパイル済みファームウェアが公開>Products/G-SSM65/Devel]]されています。基板購入者の方は、誰でも自由に開発ができます。 |&ref(system.png);| |Fig.1 システム構成図| #br |&ref(devel.jpg);| |Fig.2 基板写真| * 対応車種 [#i8d1b04c] 2001年以降発売のスバル インプレッサ WRXシリーズ(GDA/GDB/GRBシリーズなど)に対応しています。それ以外の車種(レガシィ及びフォレスターなど)については、動作確認 中です。 また、現車合わせ等の作業によっては、即日対応できる場合もございます。対応車種以外にお乗りの方は、ぜひ[[掲示板>http://ssm.nextfoods.jp/bbs/]]までご連絡ください。 詳しい対応車種については、[[こちら>TargetAutos]]をご覧ください * 購入について [#c0f2c6f3] ** 方法 [#jaa8e0ac] 次のメールアドレスまで、発送先と車種(型式)をお知らせください。車種は、今後の開発の参考 ((案外フォレスターユーザが多いんだなぁ、とかその程度(^^; )) にします。 販売価格は、送料込み1.5万円です (予定) - g-ssm@nextfoods.jp - [[通信販売法に基づく表記>通信販売法に基づく表記]] #br ** 発送するもの [#vecdb67f] + G-SSM:VIDEO Ver6.5 Rev.A の部品実装済みプリント基板 + OBD-II専用コネクタ付きケーブル + 回路図とソースコードダウンロード方法の案内 * 別途購入が必要なもの [#kd0664a3] ** G-SSM:VIDEO Ver6.5を単体で使用する場合 [#hd0596a0] + 適当なケース (名刺サイズ) + RCAビデオケーブル + 車載用液晶モニタ (NTSC入力が付いたもの)、カーナビのビデオ入力でも可 1,2 は 100円ショップでも買えます ** WinSSM / WinSSM2 だけを使用する場合 [#v91cb1b0] ビデオ表示機能を使用せず、OpenPort下位互換モードのみを使う場合 + 適当なケース + RS-232延長ケーブル または USB-RS232変換ケーブル ** ファームウェア開発だけをする場合 [#odf4abd7] まあ、そんな場合はないでしょう... (^^; + 適当なケース + Microchip PICkit2 ** フルセット環境 [#i7622be7] + 適当なケース (名刺サイズ) + RCAビデオケーブル + 車載用液晶モニタ (NTSC入力が付いたもの)、カーナビのビデオ入力でも可 + RS-232延長ケーブル または USB-RS232変換ケーブル + Microchip PICkit2 * 仕様 [#i3f53e63] ** 動作モード [#ddd55f30] + WinSSM通信/ビデオ表示モード -- ビデオ表示しながら、WinSSMが使用できます -- 3軸加速度センサが使用できます -- 各種スクリーン表示を切り替えることによって、いろいろなデータが表示できます + OpenPort下位互換モード -- 通信機能のみサポート -- ECU書き換え未対応 -- ECU Explorer / RomRaiderなどのログ機能が使用できます -- WinSSMは、OpenPortによる通信で使用できます -- 3軸加速度センサは使用できません ** WinSSM通信/ビデオ表示モードのログ出力について [#t5836b08] - [[こちら>Products/G-SSM65/LogFormat]]をご覧ください ** 基板仕様 [#u51e8243] |CPU|PIC24FJ64GA002 (32MHz)||エンジン回転数|0 〜 9999 rpm| |ROM/RAM/EEPROM|64KB/8KB/8KB||スピードメータ|0 〜 255 km/h| |通信機能|RS-232C (D-SUB 9pin メス)||瞬間燃費|0.0 〜 99.9 km/L| |~|OBD-II (専用コネクタ)||平均燃費|0.0 〜 30.0 km/L| |ビデオ出力|NTSC 4:3 ノーマルモード コンポジット白黒出力||ブースト圧|-1.0 〜 1.5 kg/cm2| |~|RCAコネクタ メス||水温|-40 〜 215 ℃| |ビデオ解像度|256×192ピクセル||吸気温|-40 〜 215 ℃| |~|32文字×24行 (ノーマルフォント)||スロットル開度|0 〜 100 %| |~|32文字×12行 (倍角フォント)||バッテリー電圧|0.0 〜 20.4 V| |ボタン|タクトスイッチ × 2||点火タイミング|-64.0 〜 63.0 deg| |LED|電源表示 (緑)||ノッキング|-64.0 〜 63.0 deg| |~|CPU負荷/EEPROM状態表示 (赤)||ギア|1 〜 6 速| |動作電圧|DC 7 - 16V||3軸加速度センサ|±2G| |定格消費電力|---mW||備考|ファームウェア書換端子付| |基板サイズ|80(W)×50(D)×20(H)mm||~|(Microchip PICkit2用)| USB通信をするには、USB-RS232C変換ケーブルが別途必要です ** 基板図 [#h33d4a21] - 名刺/カード類より一回り小さいサイズです - 秋月電子から販売されている[[アクリルケース>http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=%22P-00076%22&s=popularity&p=1&r=1&page=]]に入ります。たぶん。試してないですが。。。 - もちろんカードケースや名刺ケースなど、一般に売られているものに入れても構いません &br; (こちらでは、100円ショップの合成皮名刺ケースをはさみでカットして使用しています (^^; ) コスト削減のため、G-SSM:VIDEO Ver6.5にはケースが付属しません。ごめんなさい。 |&ref(board.png);| |Fig.3 基板図| ** コネクタ仕様 [#e4c895dd] - 次のファイルをご覧ください #ref(connector.pdf) * 免責事項 [#l7c0d03e] 次の事項によるいかなる被害及び損害が発生致しましても、当方は一切の責任を負いません。 + 本製品の無断改造、保守および修理に基づく故障・損傷 + 本製品以外の他社製品が原因で受けた故障・損傷 + 誤った取り付け方法の結果に基づく故障・損傷 + 本製品を対応車種以外で使用した結果に基づく故障・損傷 + 火災、自身、水害、落雷など天災による故障・損傷 + 水やその他の液体が本製品にかかったことによる故障・損傷 + 本製品による事故、その他、一切の責任。 また、長期・短期を問わず、使用後は取り外して保管することとし、一般公道では使用しないこと。