操作方法

スクリーンの種類と切り替え方法

 OpenSSMのスクリーンは、全部で 12画面あります。ちょうど PS/2キーボードのファンクションキーと一対一で割り当てられています。

 ユーザはファンクションキーを押すと、いつでも画面を切り替えることができます。

KeyFunctionNote
[F1]Multi Meter for Monitor
[F2]Racing Meter for Monitor
[F3]Fuel Meter for Monitor
[F4]Multi Meter for Superimpose
[F5]Racing Meter for Superimpose
[F6]Fuel Meter for Superimpose
[F7]Gear Setupシフト表示用のギア比設定
[F8]NTSC/Superimpose Setup画面の表示位置、タイミング調整など
[F9]External Meter Setupメータの種類、出力値の調整など
[F10]EEPROM Load / Save環境設定の読込と保存
[F11]DEBUG Monitorデバック情報の表示
[F12]Product Infomation基板名、バージョン、シリアル番号などの表示

[F1] : Multi Meter for Monitor

[F2] : Racing Meter for Monitor

[F3] : Fuel Meter for Monitor

[F4] : Multi Meter for Superimpose

[F5] : Racing Meter for Superimpose

[F6] : Fuel Meter for Superimpose

[F7] : Gear Setup

[F8] : NTSC/Superimpose Setup

[F9] : External Meter Setup

 外付けメータの制御設定 (メータの校正) を行います

  • 設定手順
  1. 外付けメータを接続します
  2. 上下のカーソルキー [↑][↓]を使って、カーソル TARGETへ移動させます
  3. 左右のカーソルキー [←][→]を使って、外付けメータの種類を選択します
    • Vehicle Speed (スピードメータ)
    • Engine Speed (タコメータ)
    • Boost Meter (ブーストメータ/加給圧計)
    • Throttle (アクセル開度)
    • Coolant Temp (水温計)
    • IntakeAir Temp (吸気温計)
  4. 上下のカーソルキー [↑][↓]を使って、カーソル 0xffへ移動させます
    (0xffでは、外付けメータのセンサ入力へ最大電圧が出力されます)
  5. 可変抵抗を回して、外付けメータが最大値に触れるように調整してください
  6. 左右のカーソルキー [←][→]を使って、外付けメータの値を入力してください
    • カーソル位置の値(0x0f〜0xff)が外付けメータへ出力されます
    • このとき、カーソル位置の値によって外付けメータの針が動きます
    • メータの針の値を入力することで、OpenSSMの校正を行います
  7. 同様に 0xef 〜 0x0fまで、順に入力してください
  8. カーソルを TARGETまで戻してください
  9. [F10]キーを押し、EEPROM Load / Save画面で設定を保存してください
TARGETへカーソルを戻さずに画面切替を行うと、メータとして動作せずに電圧出力の値がそのまま保持されます

[F10] : EEPROM Load / Save

 環境設定の読込と保存ができます。各種設定を行った際には、この画面を呼び出して手動で設定を保存します *1

  • Load
  1. 上下のカーソルキー [↑][↓]を使って、カーソルを Load へ合わせます
  2. [ENTER]キーを押します
  • Save
  1. 上下のカーソルキー [↑][↓]を使って、カーソルを Save へ合わせます
  2. [ENTER]キーを押します

[F11] : DEBUG Monitor

 デバック情報を表示します。画面切り替え以外の操作はできません。

[F12] : Product Infomation

 基板情報を表示します。画面切り替え以外の操作はできません。


*1 ソフトウェアのバグなどによって、意図せずに設定が壊れてしまうことを防ぐため、手動保存の方式を採用しました