基板製造中... 2008/12/20リリース予定 (^^) → ちょっと遅れます...

G-SSM:VIDEO Version 6.5


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概要

 Subaru Select Monitor for Gadget G-SSM:VIDEO Ver 6.5(以下、G-SSMと呼ぶ)は、自動車のエンジン回転数、車速、瞬間燃費、平均燃費、ギア(マニュアル車の場合)、ブースト圧、水温、吸気温、バッテリー電圧、スロットル開度、エンジンの点火タイミング、ノッキング状態をビデオ出力する装置です。また、RS-232CケーブルまたはUSB-RS232変換ケーブルを PCの COMポートまたは USBポートに接続することで、これらの状態を WinSSM2からロギングできます。ビデオ出力や USB通信は、それぞれ併用または片方のみ使用することができます。

 OpenPort下位互換の機能 (ECUとの通信機能) *1 を搭載しています。そのため RomRaiderECU Explorerといったフリーソフトウェアのロギング機能も使えます!

 G-SSMは、従来からあった後付の機械/電子式のメータと異なり、自動車の ECU通信コネクタに取り付けるだけで動作します。複雑な配線を自動車内に取り付けたり、エンジンにセンサを取り付ける必要が一切ありません。そのため、とても簡単に取り付けられます。

 ビデオ出力の映像は、お手持ちのカーナビや車載用液晶モニタ(インダッシュ/オンダッシュ、バックミラー、フリップダウン、サンバイザーモニタなど)に映すことができます。これらをお持ちでない方は、あらかじめご用意ください。

 G-SSM:VIDEO Ver6.5から、回路図と最新のソースコードとコンパイル済みファームウェアが公開されています。基板購入者の方は、誰でも自由に開発ができます。

devel.jpg
Fig.1 開発中...

対応車種

 2001年以降発売のスバル インプレッサ WRXシリーズ(GDA/GDB/GRBシリーズなど)に対応しています。それ以外の車種(レガシィ及びフォレスターなど)については、動作確認 中です。

 また、現車合わせ等の作業によっては、即日対応できる場合もございます。対応車種以外にお乗りの方は、ぜひ掲示板までご連絡ください。

 詳しい対応車種については、こちらをご覧ください

購入について

方法

 次のメールアドレスまで、発送先と車種(型式)をお知らせください。車種は、今後の開発の参考 *2 にします。

販売価格は、送料込み1.5万円です (予定)

発送するもの

  1. G-SSM:VIDEO Ver6.5 Rev.A の部品実装済みプリント基板
  2. OBD-II専用コネクタ付きケーブル
  3. 回路図とソースコードダウンロード方法の案内

別途購入が必要なもの

G-SSM:VIDEO Ver6.5を単体で使用する場合

  1. 適当なケース (名刺サイズ)
  2. RCAビデオケーブル
  3. 車載用液晶モニタ (NTSC入力が付いたもの)、カーナビのビデオ入力でも可
1,2 は 100円ショップでも買えます

WinSSM / WinSSM2 だけを使用する場合

 ビデオ表示機能を使用せず、OpenPort下位互換モードのみを使う場合

  1. 適当なケース
  2. RS-232延長ケーブル または USB-RS232変換ケーブル

ファームウェア開発だけをする場合

 まあ、そんな場合はないでしょう... (^^;

  1. 適当なケース
  2. Microchip PICkit2

フルセット環境

  1. 適当なケース (名刺サイズ)
  2. RCAビデオケーブル
  3. 車載用液晶モニタ (NTSC入力が付いたもの)、カーナビのビデオ入力でも可
  4. RS-232延長ケーブル または USB-RS232変換ケーブル
  5. Microchip PICkit2

仕様

動作モード

  1. WinSSM通信/ビデオ表示モード
    • ビデオ表示しながら、WinSSMが使用できます
    • 3軸加速度センサが使用できます
    • 各種スクリーン表示を切り替えることによって、いろいろなデータが表示できます
  2. OpenPort下位互換モード
    • 通信機能のみサポート
    • ECU書き換え未対応
    • ECU Explorer / RomRaiderなどのログ機能が使用できます
    • WinSSMは、OpenPortによる通信で使用できます
    • 3軸加速度センサは使用できません

WinSSM通信/ビデオ表示モードの通信プロトコルについて

  • こちらをご覧ください

基板仕様

CPUPIC24FJ64GA002 (32MHz)エンジン回転数0 〜 9999 rpm
ROM/RAM/EEPROM64KB/8KB/8KBスピードメータ0 〜 255 km/h
通信機能RS-232C (D-SUB 9pin メス)瞬間燃費0.0 〜 99.9 km/L
OBD-II (専用コネクタ)平均燃費0.0 〜 30.0 km/L
ビデオ出力NTSC 4:3 ノーマルモード コンポジット白黒出力ブースト圧-1.0 〜 1.5 kg/cm2
RCAコネクタ メス水温-40 〜 215 ℃
ビデオ解像度256×192ピクセル吸気温-40 〜 215 ℃
32文字×24行 (ノーマルフォント)スロットル開度0 〜 100 %
32文字×12行 (倍角フォント)バッテリー電圧0.0 〜 20.4 V
ボタンタクトスイッチ × 2点火タイミング-64.0 〜 63.0 deg
LED電源表示 (緑)ノッキング-64.0 〜 63.0 deg
CPU負荷/EEPROM状態表示 (赤)ギア1 〜 6 速
動作電圧DC 7 - 16V3軸加速度センサ±2G
定格消費電力---mW備考ファームウェア書換端子付
基板サイズ80(W)×50(D)×20(H)mm(Microchip PICkit2用)
USB通信をするには、USB-RS232C変換ケーブルが別途必要です

基板イメージ

  • 名刺/カード類より一回り小さいサイズです
  • 秋月電子から販売されているアクリルケースに入ります。たぶん。試してないですが。。。
  • もちろんカードケースや名刺ケースなど、一般に売られているものに入れても構いません
    (こちらでは、100円ショップの合成皮名刺ケースをはさみでカットして使用しています (^^; )
コスト削減のため、G-SSM:VIDEO Ver6.5にはケースが付属しません。ごめんなさい。
board.png
Fig.2 パターン図

免責事項

 次の事項によるいかなる被害及び損害が発生致しましても、当方は一切の責任を負いません。

  1. 本製品の無断改造、保守および修理に基づく故障・損傷
  2. 本製品以外の他社製品が原因で受けた故障・損傷
  3. 誤った取り付け方法の結果に基づく故障・損傷
  4. 本製品を対応車種以外で使用した結果に基づく故障・損傷
  5. 火災、自身、水害、落雷など天災による故障・損傷
  6. 水やその他の液体が本製品にかかったことによる故障・損傷
  7. 本製品による事故、その他、一切の責任。

 また、長期・短期を問わず、使用後は取り外して保管することとし、一般公道では使用しないこと。


*1 ただし、ECUの書き換えはできません
*2 案外フォレスターユーザが多いんだなぁ、とかその程度(^^;